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実験用のWindows 8 PCに単独で新規インストールする

 Windows 8 CP版をインストールして評価する場合、一番望ましいのがこのインストール方法だ。実験/評価用に1台PCを用意し、そこにテスト用のハードディスクを1台取り付けて新規インストールする。ほかのOSとの共存を考えなくてもよいので、面倒な手順もなく、簡単にインストールできる。また何らかの不具合があっても、既存のデータが破壊されるといったことがないし、消去や再インストールなども簡単だ。仮想環境にインストールする場合と違って、パフォーマンスや操作性に問題が起こることもなく、Windows 8 CP版の持つ機能をすべて利用できる。

 Windows 8 CP版のインストールはWindows 7の場合よりも簡単だし、所要時間も短い。以下、いくつかのキー・ポイントを解説しておく。

■プロダクト・キーはエディション/言語に関係なく単一
 PCにインストール用のDVDやUSBメモリを挿入してシステムを起動すると、最初にインストールする言語やキーボードなどを選択する画面が表示される。前版のWindows 8 Developer Preview版と違って、日本語版Windows 8 CPでは、最初からインストールする言語として日本語が選択されているので、そのまま先へ進めばよい。次の画面ではプロダクト・キーを入力するが、Windows 8 CP版ではどのエディション/言語でもすべて同じ「DNJXJ-7XBW8-2378T-X22TX-BKG7J」となっている(これは前述のISOファイルのダウンロード・ページに記述されている)。

■既存パーティションはいったん削除する
 「インストールの種類を選んでください」の画面では「カスタム設定」を選んで先へ進み、「Windowsのインストール場所を選んでください」の画面では、「ドライブ 0 の割り当てられていない領域」を選択してセットアップする。すでにディスク上に何らかのパーティションが存在している場合は、「削除」を選択して既存のパーティションを全部削除してからインストールすればよい。なお2Tbytes以上のディスクを使いたい場合は、64bit版のWindows 8 CPとUEFIをサポートしたBIOS/システムが必要だが、これはWindows 7やWindows Server 2008 R2などの場合と同じである.
■最初はローカルのアカウントを作成する
 コンピュータ名や簡単設定画面の入力後、「PCへのサインイン」画面が表示されるが、とりあえずローカルでテストするだけなら「Microsoft アカウント(Windows Liveメールのアドレス)」を使わず、ローカルのアカウントを作ってインストールしておけばよい。「Microsoft アカウント」でログオンすると、Windows Storeからアプリケーションをダウンロードしたり、複数のPC間でWindows 8環境(ユーザー設定など)を同期させたりできるので、必要なら後で作成すればよいだろう。

アカウントの設定
Windows 8では、ローカルのアカウントだけではなく、インターネット経由で使う「Microsoftアカウント」でもログオンできる。このアカウントを使うと、Windows Storeからアプリケーションを購入したり、複数のPC間でユーザー設定などを同期させたりできる。
  ローカル・アカウントを利用するにはこれをクリックする。

 今までのWindows OSのようにローカルのアカウントを作成するには、「Microsoft アカウントでサインインしない」を選び、次の「PCへのサインイン」画面で「ローカル アカウント」を選んでアカウントを作成する。

 以上で入力は完了だ。しばらくするとインストールが完了し、Windows 8 のCPスタート画面が表示されるはずである。